はい。お客様がお茶を飲んだり、おしゃべりを楽しんでいただくためのスペースです。都市部ではお店とお客様の関係はどんどんドライになってきていますが、このあたりではまだまだ昔ながらの濃密なつながりが今も生きているんです。
お線香やろうそくを買いにいらっしゃったついでに、2時間も3時間も世間話を楽しんで帰られるお客様は少なくないんですよ(笑)。でも、私たちはこんな“ぶらりと立ち寄って、世間話をしてもらえる”関係がとても大切だと考えているんです。
供養や仏事は、これが正しいということはありません。人それぞれ、色々な供養の方法があって良いのです。しかし、お客様の声に受け身で対しているだけでは、どうしても画一的な供養の形になりがちです。そこで、何気ない会話の中から、お客様の思いを汲み取ることがとても大切になってくるのです。
何気ない会話の中に、お客様ご自身でも気づいていない思いや願い、不安などが隠れている場合があり、それを汲み取って、こんな供養の方法がありますよ、と提案してあげることが大切なのです。
はい。商売だけ考えれば、できるだけ多くのお仏壇を展示した方が良いのかも知れませんが「ほこだてに相談して本当に良かった」と思ってもらうためには、このスペースがどうしても必要だと考えているんです。それでも、陳列方法を工夫して常時100本以上のお仏壇を展示していますから、この辺りでは圧倒的な品ぞろえを誇っているんですよ。
地域のお客様とのつながりを大切にするという考え方を形にしたものに「感謝デー」というイベントもあります。毎年開催しているのですが、会員の皆様はもちろん、一般のお客様も大歓迎というスタンスで開催しています。野菜のつめ放題、フリーマーケット、流しそうめん、フラワーアレンジメント教室など、ご家族連れでも楽しめるイベントをたくさん用意しているため、毎年多くの家族連れでにぎわいます。
これも、ほこだて仏光堂を身近に感じてもらい、気軽に立ち寄ってもらえる場所として一人でも多くの方に親しんでもらいたいという願いから始まったんですよ。供養や仏事がごく日常的なものになることで、お仏壇に手を合わせる機会が自然に増えたらとても素晴らしいと思いませんか?大切にしたい日本の文化だと思うのです。
やはり、笑顔ですかね。葬儀もお手伝いさせていただきますので、笑顔が厳禁な場面はもちろんあります。だからと言って常に生真面目に硬い表情で接していれば良いかというと、決してそうではないと思っています。
大切な方を失い、不安や悲しみに押しつぶされそうになっていらっしゃるご遺族に対し、最初に接するのが私たちです。ご遺族の心に寄り添い、不安を取り除き、少しでも元気を取り戻してもらうためには笑顔の力はとても大切です。
同時に、どんな相談にも即答できるだけの幅広い専門知識を身に着けておくことも徹底しています。信頼でき、頼れる専門家が支えていると感じてもらうことが、余計な不安を取り除くからです。葬儀や宗派に関する知識から、お仏壇や仏具、お墓に関する知識まで、あらゆる知識と最新情報を仕入れることが要求されますので、私たちは勉強会や研修を通じて、常にプロとしての実力を磨いています。
確かにそうかも知れませんね。特に葬儀は肉体的にも精神的にも負担の大きい仕事です。それでも、私たちがプロとして最高のサービスを提供することで、ご遺族の精神的負担が軽くなり、より良い葬儀につながるのなら、そのための努力はむしろプロとしての喜びであり誇りです。
ただし、勉強会が苦痛になったのでは長続きしませんので「仕事は厳しく、勉強会は楽しく」をモットーに、楽しく学べる環境づくりを心掛けているんですよ。勉強会からそのまま親睦会になだれ込んだりして・・・(笑)。
それと、お客様と世間話することも大切なので、たくさんアンテナを張っておくこともみんなで心がけています。趣味を持ったり、買い物を楽しんだり、いろんな引き出しを用意しておくことが、お客様の思いを汲み取ることにつながると思うのです。
当店は、葬儀からお仏壇・仏具、お墓まであらゆる仏事、神事に精通したプロ集団です。品揃えもスタッフの技能もエリアナンバーワンを目指して、これからもより一層の努力を重ねてゆきたいと考えています。
もちろん、これまで通り、地域との繋がりを一番に考え、気軽に立ち寄って世間話に花が咲く、身近な存在であり続けます。特に用事がなくても構いませんので、お茶を飲みにお気軽にお立ち寄りください。地元のスタッフが、笑顔でお待ちしております。